PS3のEBOOT.BINを複合化してみよう

TMAPIでのメモリサーチをするには、ゲーム側のEBOOT.BINの修正が必要です。

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その作業についての備忘録です。

 

 

 


・必要なもの

メモリサーチするゲームのEBOOT.BIN
TrueAncestor SELF Resigner


・作業の概要

TrueAncestor SELF Resignerの解凍
EBOOT.BINの抜き出し
EBOOT.BINの修正
修正したEBOOT.BINを戻す


・実際の作業

TrueAncestor SELF Resignerの準備

TrueAncestor SELF Resignerをダウンロードし、適当なフォルダに解凍しておきます。
ここでは、「TrueAncestor_SELF_Resigner」というフォルダに解凍しました。

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EBOOT.BINの準備

メモリサーチするには、サーチしたいゲームのEBOOT.BINに暗号化がされてない状態でないといけないようです。

最初に、PS3からメモリサーチしたいゲームのEBOOT.BINを抜き出します。

EBOOT.BINの場所ですが、

PS3にインストールしただけの状態なら・・・
「/dev_hdd0/GAMES/ゲームのID/USRDIR」

少し遊んでパッチが当たっている場合・・・
「/dev_hdd0/GAME/ゲームのID/USRDIR」

と、違いがあるので注意が必要です。まぁどっちも確認して、両方やっとけば間違いない!という感じで良さげです。

さて、今回は、みんなのゴルフ6で試してみます。
すでにパッチが当たっているので、EBOOT.BINの場所は、
「/dev_hdd0/game/BCJS30089/USRDIR」です。

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↑これですね。

EBOOT.BINをFTPでPCに転送し、「TrueAncestor_SELF_Resigner」の中にコピーします。
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「TrueAncestor_SELF_Resigner」の中にある「resigner.exe」を起動します。
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↑の画面が表示されたら、「1」を入力し、「Enter」を押します。

 

「Decrypt finished.」と表示されたら、複合化が正常にできました。
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何かキーを押します。

 

暗号化なしで、署名するので、「10」と入力し、「Enter」を押します。
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「Resign finished.」と表示されたら、再度EBOOT.BINが作成できました。
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「TrueAncestor_SELF_Resigner」のフォルダの中に、[EBOOT.BIN]が作成されています。
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「EBOOT.BIN」をPS3の元の場所に戻します。

みんゴル6だったので、「/dev_hdd0/game/BCJS30089/USRDIR」に転送しときます。
事前に元の「EBOOT.BIN」は「@EBOOT.BIN」にリネームしときました。

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以上で、「EBOOT.BIN」の修正は終了です。

 

では、また。

 

「PS3のEBOOT.BINを複合化してみよう」への5件のフィードバック

  1. 「複合」ではなく「復号」が正しい。
    Decryptの意味を理解していないのでは?

  2. すいません。教えて下さい。
    ①EBOOT.BINを複合化するには、「1」を押下すると、EBOOT.ELFができます。
    ②EBOOT.ELFをBINに戻すには「2」を押下します。
    そうすると、圧縮?されたEBOOT.BINができると思いますが、この圧縮されたEBOOT.BINをまた①のEBOOT.ELFに戻すにはどうすればよいか教えて下さい。

  3. 暗号化encryptの対語decryptを「複合化」や「復号化」をしている記事が非常に多いけど、これは誰かがちゃんと訂正して統一しないといけないのでは。
    Decryptは「暗号化されたものを元に戻すこと」=「復号」。
    「復号化」はバツだし「複合」はそもそも意味が違うし「複合化」は2重に違うし。
    でもこれはわかりにくい日本語がいけないのかもね。
    でも複合や複合化だけはやめて欲しい。勘違いするから。
    暗号化したものを更に複合化するの?と思って理解に苦しんだ。

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